IDCは、世界PC市場に関する調査結果の速報値を発表した。2023年第4四半期の出荷台数は6710万台で、前年同期の6890万台に比べ2.7%減だった。市場縮小は、これで8四半期連続。
ホリデーシーズンで出荷が増加する時期だが、2006年第4四半期以来もっとも出荷台数の少ない第4四半期となった。ただし、事前予測をわずかに上回るなど、回復の兆しはある。市場はここで底を打ち、2024年には増加へ転ずると見込む。
2023年第4四半期における出荷台数の上位5ベンダーなどは以下のとおり。括弧内は、いずれも前年同期の数値と前年同期比。
2023年通期の出荷台数は2億5950万台で、前年の3億150万台に比べ13.9%減。2022年も前年比16.5%減と出荷台数を減らしていた。2年連続で市場縮小したのは、1995年に統計を取り始めて以来これが初めてだそうだ。COVID-19パンデミックの影響でPC購入が一時的に急増した反動とみられる。
今後については、企業のPC更新やゲーム用PCの人気といった好材料が予想されており、2024年のPC市場は力強さを取り戻すという。
2023年における出荷台数の上位5ベンダーなどは以下のとおり。括弧内は、いずれも前年の数値と前年比。
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