仮想通貨(暗号資産)取引所の利用経験は約1割--MMD研究所が調査

 MMDLaboは12月25日、同社が運営するMMD研究所において、「2023年仮想通貨(暗号資産)に関する調査」を実施したと発表した。


 予備調査では、20歳〜69歳の男女3万人。本調査では、仮想通貨(暗号資産)取引所サービス利用経験者1600人を対象に調査を実施。調査期間は、11月24日〜11月29日。

 なお、楽天ウォレット(n=200)、bitFlyer(n=200)、Coincheck(n=200)、GMOコイン(n=200)、メルカリのビットコイン取引サービス(n=200)、DMM Bitcoin(n=200)、SBI VC トレード(n=200)、ビットバンク(n=200)として計算している。

 20歳〜69歳の男女30,000人を対象に、仮想通貨(暗号資産)取引所サービスについてきいたところ、「知っているサービスがある」と回答したのは29.1%、「知っているサービスはない」と回答したのは70.9%だった。


 仮想通貨(暗号資産)取引所サービスの利用経験については、「利用したことがある」と回答したのは10.8%だった。

 これを性年代別にみると、「利用したことがある」と回答したのは男性20代(n=2,562)が21.4%と最も高く、次いで男性30代(n=2,742)が20.6%、男性40代(n=3,471)が16.5%となった。


 仮想通貨(暗号資産)取引所サービスの利用者3,240人を対象に、利用したサービスをきいたところ(複数回答可)、「楽天ウォレット」が27.5%と最も多く、次いで「bitFlyer」が23.1%、「Coincheck」が19.8%という結果がでた。


 次に、仮想通貨(暗号資産)取引所サービスを2023年に利用開始した1728人を対象に、開始したサービスをきくと(複数回答可)、「メルカリのビットコイン取引サービス」が24.7%と最も多く、次いで「楽天ウォレット」が24.2%、「bitFlyer」が11.3%となっている。


 利用歴が1年未満の1,675人を対象に、利用したことのあるサービスについてきくと(複数回答可)、「楽天ウォレット」が26.9%と最も多く、次いで「メルカリのビットコイン取引サービス」が20.8%、「bitFlyer」が12.0%となった。


 予備調査から抽出した仮想通貨(暗号資産)取引所サービス利用経験者1,600人(各n=200)を対象に、そのきっかけを調べた(複数回答可)。

 その結果、楽天ウォレット、メルカリのビットコイン取引サービスは「ポイントで購入できた」、bitFlyer、Coincheck、GMOコイン、SBI VC トレード、ビットバンクは「投資に興味があった」、DMM Bitcoinは「広告を見て興味をもった」がそれぞれトップとなった。


 また、利用経験者1600人(各n=200)を対象に、満足度を「利用開始のしやすさ」「アプリの使いやすさ」「セキュリティ」「サポート体制」「入金のしやすさ」の5項目についても調べた。

「利用開始のしやすさ」と「アプリの使いやすさ」については、「メルカリのビットコイン取引サービス」。「セキュリティ」「サポート体制」「入金のしやすさ」の3項目では「DMM Bitcoin」がそれぞれトップとなっている。

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