「Google Workspace」、名前の発音を登録可能に

Sabrina Ortiz (ZDNET.com) 翻訳校正: 高森郁哉 (ガリレオ)2023年12月13日 11時16分

 個人の名前はアイデンティティーを構成する重要な部分で、自分という存在を他者に認識してもらう手段だ。そのため、間違って発音されるとがっかりしてしまうこともあるだろう。そこでGoogleは、名前の発音間違いを減らすため、「Google Workspace」製品群に新機能を導入する。

手書きの名札を着ける人
提供:Jacobs Stock Photography/Getty Images

 Googleは米国時間12月11日、Google Workspaceを構成する「Googleドキュメント」や「Gmail」などのアプリケーションに、ユーザーが自分の名前の発音を録音してプロフィールカードで共有できるようにする機能を追加すると発表した。

 これにより、プロフィールカードの氏名の横に再生ボタンが表示される。Googleのアプリケーションでやり取りした相手が、プロフィールカードにアクセスしてボタンをクリックすると、録音された発音が再生される。

プロフィールカード
提供:Google

 この機能はデフォルトでオンになっているが、管理者はドメインやグループレベルでオフにできる。同機能は11日から順次提供されている。

 この機能は、以下のGoogle Workspaceアカウントを持つユーザーが利用できる。「Business Starter」「Business Standard」「Business Plus」「Essentials Starter」「Enterprise Essentials」「Enterprise Essentials Plus」「Enterprise Standard」「Enterprise Plus」「Frontline Starter」「Frontline Standard」。また、「Google for Nonprofits」のユーザーも利用可能だ。

 他のビジネス向けアプリ、例えば「Slack」や「LinkedIn」などでは、名前の発音を登録する機能をすでに提供している。

Googleの発表

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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