個人の名前はアイデンティティーを構成する重要な部分で、自分という存在を他者に認識してもらう手段だ。そのため、間違って発音されるとがっかりしてしまうこともあるだろう。そこでGoogleは、名前の発音間違いを減らすため、「Google Workspace」製品群に新機能を導入する。
Googleは米国時間12月11日、Google Workspaceを構成する「Googleドキュメント」や「Gmail」などのアプリケーションに、ユーザーが自分の名前の発音を録音してプロフィールカードで共有できるようにする機能を追加すると発表した。
これにより、プロフィールカードの氏名の横に再生ボタンが表示される。Googleのアプリケーションでやり取りした相手が、プロフィールカードにアクセスしてボタンをクリックすると、録音された発音が再生される。
この機能はデフォルトでオンになっているが、管理者はドメインやグループレベルでオフにできる。同機能は11日から順次提供されている。
この機能は、以下のGoogle Workspaceアカウントを持つユーザーが利用できる。「Business Starter」「Business Standard」「Business Plus」「Essentials Starter」「Enterprise Essentials」「Enterprise Essentials Plus」「Enterprise Standard」「Enterprise Plus」「Frontline Starter」「Frontline Standard」。また、「Google for Nonprofits」のユーザーも利用可能だ。
他のビジネス向けアプリ、例えば「Slack」や「LinkedIn」などでは、名前の発音を登録する機能をすでに提供している。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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