Googleの最新スマートフォン「Pixel 8/8 Pro」では、人工知能(AI)を利用してカスタムの壁紙を作成できる機能の導入が大きな進歩となった。Googleはさらに、AIのささやかな恩恵を「Chrome」ブラウザーにも届けるようだ。
Googleはつい先ごろ、AI機能「Help me write」をChromeに搭載すると報じられたばかりだ。ただし、新たな情報によると、Chromeユーザーは自分のブラウザー用にAIで生成されたカスタムのテーマを作成できるようになるとみられる。この機能を最初に発見した「X」(旧「Twitter」)ユーザーのLeopeva64氏は、開発者向けのプレリリース版「Chrome Canary」の最新ビルドのコードを詳しく調べた。
Pixel 8/8 ProでAI壁紙を作るのと同じように、Chrome上の同機能ではまずテーマを選択するよう求められる。しかし、これらのテーマは同スマートフォンに提供されるものよりかなり拡充されている。Xに投稿されたスクリーンショットを見ると、ドロップダウンメニュー「Subject」(テーマ)には、建物、食べ物、日常的な物、自然、宇宙、米国の都市と公園などのカテゴリーがある。
このカテゴリーはさらに細分化されており、たとえば建物を選ぶと、空港、カフェ、城、灯台、オフィスなどを選択できるようだ。
この機能はまだリリースされていないので、壁紙がどのようなものになるかは分からない。しかし、筆者は気付くとPixel 8 Proで壁紙を何十枚も作成していたので、ChromeのAI壁紙がさらに良いものになるのは間違いない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果