「Chrome」にも「AI壁紙」作成機能が搭載か

Artie Beaty (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)2023年12月13日 10時52分

 Googleの最新スマートフォン「Pixel 8/8 Pro」では、人工知能(AI)を利用してカスタムの壁紙を作成できる機能の導入が大きな進歩となった。Googleはさらに、AIのささやかな恩恵を「Chrome」ブラウザーにも届けるようだ。

提供:SOPA Images/Contributor/Getty Images
提供:SOPA Images/Contributor/Getty Images

 Googleはつい先ごろ、AI機能「Help me write」をChromeに搭載すると報じられたばかりだ。ただし、新たな情報によると、Chromeユーザーは自分のブラウザー用にAIで生成されたカスタムのテーマを作成できるようになるとみられる。この機能を最初に発見した「X」(旧「Twitter」)ユーザーのLeopeva64氏は、開発者向けのプレリリース版「Chrome Canary」の最新ビルドのコードを詳しく調べた。

 Pixel 8/8 ProでAI壁紙を作るのと同じように、Chrome上の同機能ではまずテーマを選択するよう求められる。しかし、これらのテーマは同スマートフォンに提供されるものよりかなり拡充されている。Xに投稿されたスクリーンショットを見ると、ドロップダウンメニュー「Subject」(テーマ)には、建物、食べ物、日常的な物、自然、宇宙、米国の都市と公園などのカテゴリーがある。

 このカテゴリーはさらに細分化されており、たとえば建物を選ぶと、空港、カフェ、城、灯台、オフィスなどを選択できるようだ。

 この機能はまだリリースされていないので、壁紙がどのようなものになるかは分からない。しかし、筆者は気付くとPixel 8 Proで壁紙を何十枚も作成していたので、ChromeのAI壁紙がさらに良いものになるのは間違いない。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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