みずほ銀行、みずほリサーチ&テクノロジーズ、東京都八丈町、パナソニック コネクトは12月4日、町営温泉施設2カ所で顔認証システムを活用した「温泉で顔パス」の実証事業を開始すると発表した。
島民がデジタル技術を体感することで、島内のDX機運を高める。
温泉で顔パスは、事前に顔画像などの登録、支払いをすることで、町営温泉施設を顔認証、手ぶらで利用できるという実証実験。八丈島のスマートアイランド化、サステナブル・アイランド化推進の一環で、東京都の「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」の枠組みを活用する。行政業務の効率化と、島民の生活利便性向上を図る。
実証期間中は顔パスで温泉に入り放題となる。また、顔認証には、パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPAS クラウド」を利用する。
期間は、12月1日から2024年2月29日までの3カ月間で、対象施設は町営温泉「樫立温泉 ふれあいの湯」と「中之郷温泉 やすらぎの湯」の2カ所。
料金は小学生および島内在住の70歳以上は1000円、そのほかは3000円。10回相当分となり、3カ月間顔パスで温泉に入り放題になる。
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