Googleは、「Android」をより使いやすく便利なエコシステムにするための取り組みを続けている。そのためスマートフォンやタブレット、スマートウォッチ、テレビに新しい機能が続々と登場している。
間もなく公開されるアップデートでは、これらのデバイスをより簡単に、さまざまな方法で楽しんだり活用したりできる11の新機能が追加される。
Androidのデフォルトのキーボードアプリ「Gboard」をアップデートすると、Emoji Kitchenスタンプ用の新しい絵文字を組み合わせて使えるようになる。ユーザーは、Gboardで好みの絵文字を組み合わせ、スタンプとしてシェアできる。
Googleの「メッセージ」アプリに、Voice Moodsという新しいベータ機能が登場した。この機能を利用すると、ボイスメッセージに背景や今の感情を表す絵文字を追加できる。
この機能もベータ版だが、(マンネリ感のあるサムズアップ絵文字ではなく)画面に大きくアニメーション表示される絵文字をリアクションに追加できるようになる。
Google TVに10種類の新しい無料チャンネルがまもなく追加される。提供される番組は、映画、スポーツ、ゲームなどさまざまだ。
Wear OSで電源を入れたりドックにセットしたりできるデバイスがさらに増える。対応する掃除機やモップをスマートウォッチからコントロールすることも可能になる。
Wear OSで、外出や帰宅をスマートホーム機器に伝え、自動で照明をつけたり消したりできるようになる。
ルーティンを作成すると、「Google、これから出勤するよ」などと言えば、そうしたコマンド用に作成したルーティンを実行できるようになる。
ウェブサイトやアプリのFIDO2セキュリティキーにカスタムPINを設定し、複雑なパスワードを入力しなくてもログインできるようになる。
Android搭載端末のホーム画面にあるスナップショットは、必要な時に必要なものを表示する。Wear OSのアップデートにより、スマートウォッチの文字盤にそれと同様の情報を表示できるようになる。
Androidの「TalkBack」ツールではAIを活用して画像の説明を生成できるようになり、視覚障害者も利用しやすくなる。
自動字幕起こし機能では数週間のうちに、対応言語が増えるだけでなく、通話中に(返信メッセージを入力して)返事もできるようになる。これによって、相手の声を聞いたり声で返事したりしなくても、電話の受け答えが可能になる。
Googleの発表この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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