Googleは米国時間6月2日、「Android」のアップデートを発表した。メッセージやアクセシビリティーの新機能が多数含まれている。
「友達にメッセージを送る際のさらなる表現手段から、エンターテインメントやアクセシビリティー関連の些細だがスマートなアップデートにいたるまで、Androidデバイスのすべての操作が前バージョンよりも便利になるように努めた」と、Googleはプレスリリースに記している。
「Gboard」を米国英語で利用するすべてのユーザーを対象に、入力した言葉をテキストステッカーに変換する機能がまもなく提供される。この機能は、これまで「Pixel」シリーズのスマートフォンで提供されていたが、それ以外のAndroidユーザーも今回、カスタムテキストステッカーを友達や家族に送信できるようになる。
Googleは、「Emoji Kitchen」(絵文字キッチン)の新しい絵文字の組み合わせも発表した。雨と一緒に降ってくるサッカーボールや、ウィンクするホットドッグなど、1600種類を超える新しい絵文字の組み合わせが存在する。また、プライド月間にちなんだ虹色ベースのステッカーも発表した。
アクセシビリティーアプリである「Sound Amplifier(音声増幅)」と「Lookout」もアップデートされている。
Sound Amplifierは、背景雑音が低減され、音声がより迅速で高品質になり、ユーザーインターフェースが改良されて見やすくなっている。
Lookoutには、画像の説明を読み上げる「Images」モードが追加される。また、Wi-Fiやデータなしでオフラインでも動作するようになる。テキストモード、ドキュメントモード、食品ラベルモード、探索モードも、すべて改良されている。
さらに今後数週間のうちに、「Playポイント」をアプリ内課金の支払いに使えるようになる。その際に、アプリやゲームを離れる必要はない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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