電気自動車も充電OKのパワーステーションから耳塞がないイヤホンまで--「Anker Power Conference 2023 Fall」

 アンカー・ジャパンは11月1日、電気自動車も充電可能な「Anker Solix F3800 Portable Power Station」など、ポータブル電源やワイヤレスイヤホン、Bluetoothスピーカーなどの新製品を発表した。カスタマーサポートにChatGPTを活用した新システムを導入を導入するなど、新たな取り組みも実施しているという。

 発表したのは、マグネット式ワイヤレス充電に特化した次世代の「Anker MagGo」シリーズ7製品、Bluetoothスピーカー「Soundcore Motion 300」、オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「Soundcore AeroFit/AeroFit Pro」、ポータブル電源「Anker Solix C1000 Portable Power Station」「Anker Solix F3800 Portable Power Station」、屋内用セキュリティカメラ「Eufy Security Indoor Cam S350」などになる。

 ポータブル電源のAnker Solix F3800 Portable Power Stationは、超大容量の3840Whで、複数の家電を同時に動かせる合計最大で5000Wの出力に加え、200VでのAC出力にも対応するためIHクッキングヒーターなどにも電力供給が可能。200V対応のACポートは電気自動車にも充電できる。

 リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、長寿命化を実現するAnker独自の「InfiniPower設計」とあわせ、約10年間の長期使用をサポート。ACポートからは80%充電までわずか2.6時間で充電できる独自の急速充電技術「HyperFlash」も備える。サイズは高さ70.2mm✕幅30.8mm✕奥行き39.5mmで、重量約60.0kg。税込価格は69万9900円になる。発売は11月21日。

「Anker Solix F3800 Portable Power Station」
「Anker Solix F3800 Portable Power Station」

 Anker Solix C1000 Portable Power Stationは、1056Whの大容量と最大1500Wの超高出力を誇るポータブル電源。USB-C、USB-Aを含む11ポートを備え、電子レンジや電気ケトルなどを動かすことも可能。本体サイズは幅37.6mm✕高さ20.5cm✕奥行き26.7mmで、重量約12.9kg。58分で満充電になるほか、Ankerのポータブル電源で初めて、グレーとベージュの2色展開を採用している。税込価格は13万9900円。

 Anker MagGoシリーズには、Qi2認証取得予定の7製品をラインアップ。いずれの製品も最大15W出力でのワイヤレス充電ができ、スッキリとした充電環境をサポート。3台同時にワイヤレス充電できる「Anker MagGo Wireless Charging Station(15W、Foldable 3-in-1)」(税込価格:1万4990円)や、ワイヤレス充電パッド「Anker MagGo Wireless Charger(15W、Pad)」(同:3990円)などを用意する。

 オーディオ関連では、BluetoothスピーカーSoundcore Motion 300とオープンイヤー型イヤホンSoundcore AeroFit/AeroFit Proを発表。Soundcore Motion 300は、LDACコーデックに対応し、ワイヤレス接続でも原音に近いクリアな音楽を再現。傾きを感知する重力センサーにより、スピーカーの置き方によってイコライザーが自動で切り替わる独自の「SmartTune」テクノロジーを搭載。横置き時は落ち着いて音楽が広がるバランスモード、ストラップで吊り下げ時は迫力あるダイナミックモード、スピーカーが天面になる平置き時は音が全方位に広がる360度モードに変わる。税込価格は1万2990円。

「Soundcore Motion 300」
「Soundcore Motion 300」

 イヤホンは、耳の中にイヤホンを入れないデザインで、耳への負担軽減に加え、装着したまま会話や家事ができるなど、ながら聴きをサポートする。プレミアムモデルのSoundcore AeroFit Pro(税込価格:2万2990円)は、IPX5の防水性能と独自の「SweatGuard」テクノロジーにより、雨や運動による汗を気にせず使用できるスポーツタイプ。スタンダードなSoundcore AeroFit(同:1万6990円)は、最大42時間の音楽再生ができ、周囲のノイズを効果的に除去してクリアな音声を相手に届けるAI通話ノイズリダクション機能などを搭載する。

「Soundcore AeroFit/AeroFit Pro」
「Soundcore AeroFit/AeroFit Pro」

 屋内用セキュリティカメラ、Eufy Security Indoor Cam S350は、4K広角カメラに加え、3倍ズーム対応の2K望遠のデュアルカメラを搭載。4K広角カメラでは130度の広い画角、2K望遠カメラは3倍の光学ズームに対応し、通常の拡大、縮小よりも鮮明かつ細かな部分まで撮影が可能だ。AIによるモーショントラッキング機能も備え、人間やペットの動きを感知すると自動で水平方向に360度、垂直方向に75度まで追跡しながらの撮影に対応。Eufy Securityアプリを使えば、離れた場所からでもストリーミング再生を見られる。税込価格は1万4990円。

「Eufy Security Indoor Cam S350」
「Eufy Security Indoor Cam S350」

 同日には、富士通クライアントコンピューティングのPCブランド「FMV」のモバイルノートPC「UHシリーズ」にUSB急速充電器とケーブルを同梱したことも発表。あわせて、AIカスタマーサポートシステム「Anker AI Assistant」を開始したことも発表している。

アンカー・ジャパン

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