アンカー・ジャパンは8月2日、超⾼出⼒USB急速充電器や⼤容量モバイルバッテリーなどを含む、新製品8モデルを発表した。Anker史上最⾼峰の充電器「Anker Prime」シリーズとして展開する。同日から順次発売する。
発表したのは、大容量モバイルバッテリー「Anker Prime Power Bank」シリーズ3モデルとモバイルバッテリー専用充電スタンド「Anker Charging Base (100W)for Anker Prime Power Bank」、USB急速充電器「Anker Prime Wall Charger」シリーズ2モデル、デスクトップでの使用を想定した「Anker Prime Desktop Charger」、高機能電源タップ「Anker Prime Charging Station」の8モデルになる。
「アンカーは、世界ナンバーワンのモバイル充電ブランドとして、お客様に快適な充電環境をお届けすべく、最新のテクノロジーを開発してきた。小型軽量シリーズやマグネット式など、幅広い製品を展開し、日本における累計販売台数は4000万台を突破している。本日発表したAnker Primeシリーズは、最高峰の充電器シリーズとなるもの。これからもナンバーワンブランドとして充電業界を牽引できる製品を開発していきたい」(アンカー・ジャパン 代表取締役CEOの猿渡歩氏)とコメントした。
超⼤容量モバイルバッテリーAnker Prime Power Bankは、合計最大130W出力で1万2000mAh、最大200W出力で2万mAh、最大250Wで2万7650mAhの3モデルをラインアップ。最大容量になる2万7650mAhモデルは、3台同時に急速充電ができるほか、「Ankerアプリ」に対応し、「バッテリーを探す」機能やスマートフォン上で充電状況を確認できる機能も備える。
モバイルバッテリー専用充電スタンドのAnker Charging Base (100W)for Anker Prime Power Bankと組み合わせれば、Anker Primeシリーズのモバイルバッテリーを置くだけで充電が可能。最大100Wの出力に対応し、モバイルバッテリー本体への急速充電ができるほか、USB-Cポート2つ、USB-Aポート1つを搭載し、ノートPCやスマホへの充電も可能だ。
アンカー・ジャパン 事業戦略本部チャージング事業部リードマネージャーの一杉悠平氏は「モバイルバッテリー3製品に共通する特徴は、移動しながら急速充電ができるということ。外出する機会が増えるにつれ、出先で充電する機会も増加する。その際、使用する機器に合わせたモバイルバッテリーを持っていると安心して外出を楽しめる」とアフターコロナで外出機会が増えた現状に合わせて説明した。
Anker Prime Wall Chargerは、USB-Cポート2つ、USB-Aポート1つ備えた最大67W出力と、最大100W出力の2モデルと、合計最大240W出力かつ4ポート搭載のAnker Prime Desktop Chargerの3モデルを用意。67Wモデルは立方体を意識したデザインで、「一般的な67W以上の充電器と比較しても約50%小型化し、さらに折り畳めるプラグを採用した。スクエア型のデザインにすることで、壁のプラグに差し込んでケーブルをつないでも落ちにくい」(一杉氏)と形状にこだわったとのこと。
デスクトップタイプの240Wモデルは、超高出力なデスクトップ型の急速充電器。「据え置き用の台座も付属し、デスクまわりに使用する機器はこれ1つで充電できるためデスクの整理にも最適」(一杉氏)と提案した。
USB PD3.1対応かつ6台同時充電可能な6-in-1高機能電源タップAnker Prime Charging Stationは、最大140WでMacBook Proにも急速充電が可能。2つの変圧器を1つに結合するアンカーの独自技術により、過去の製品と同等のサイズながら 1.4倍の出力が可能になったという。アンカーの電源タップとしては初めてディスプレイを搭載し、リアルタイムで出力や合計の出力値を確認することも可能だ。
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