トヨタ、ノースカロライナ州で建設中のBEV用バッテリー工場に1.2兆円を追加投資

 トヨタ自動車の米国法人であるToyota Motor North America (TMNA)は、ノースカロライナ州グリーンズボロ・ランドルフ・メガサイトで建設中の電気自動車(EV)用バッテリー工場「Toyota Battery Manufacturing, North Carolina(TBMNC)」に80億ドル(約1兆2102億円)追加投資し、生産能力の増強を図る。

ノースカロライナ州で建設中のバッテリー工場(出典:トヨタ)
ノースカロライナ州で建設中のバッテリー工場(出典:トヨタ)

 TBMNCは、同社として北米初の車載用バッテリー工場で、バッテリーEV(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)向けのバッテリーを生産する。建設計画を発表した時点の予定では、2025年に操業を開始し、最終的に生産ラインを6本まで増やして年間120万台分のバッテリーを生産できる体制にするとしていた。

 今回の追加投資により、2030年までに生産ラインを合計10本へ増やすという。これにより、バッテリー生産能力は年間30GWh以上になる。

 TBMNCで生産したバッテリーは、米国初のBEV工場となるToyota Motor Manufacturing Kentucky(TMMK)へ供給し、3列シートSUVタイプの新型BEVに搭載する。

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