Googleは米国時間10月12日、米国のサイバーセキュリティ啓発月間に合わせて、ユーザーのオンラインでの安全性を強化する複数の機能を提供開始した。
まず、「iOS」版「Google」アプリに、「Googleパスワードマネージャー」による自動入力機能を追加する。この機能を有効にすると、Googleパスワードマネージャーに保存したパスワードを使用するアカウントにログインする際、パスワードを自動で入力できる。
Googleは10日、すべての個人アカウントでパスキーをデフォルトのログイン設定とすることを発表したばかりだ。
「Chrome」アプリにはすでにパスワードの自動入力オプションがあるため、この機能は、Appleの「Safari」をメインブラウザーとして利用しているユーザー向けとみられる。保存済みのパスワードを入力するオプションは、キーボードの入力候補として表示され、先へ進むには指紋認証か顔認証のどちらかが必要だ。
この機能を利用するには、「設定」画面から「パスワード」へと進み、「パスワードオプション」を選択、「Google」を追加する。必ず「App Store」で最新バージョンのGoogleアプリにアップデートしておこう。
「Android」ユーザー向けには、「ダークウェブレポート」をGoogleアプリにも拡大する。これは当初、「Google One」加入者限定の機能だったが、5月に「Gmail」ユーザーにも対象が拡大された。このレポートにより、ユーザーは自分のGmailアドレスがダークウェブに流出していないか確認できる。自分の情報を確認するには、右上のアカウントメニューをクリックすると、中ほどに「Dark web report」(ダークウェブレポート)が表示される。この機能は近くiOSユーザーにも提供される予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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