NTTドコモは9月25日、通話相手の発話内容を画面上に文字で表示する「みえる電話」の提供を終了すると発表した。2024年3月29日15時に終了する予定。
みえる電話は、通話相手の声が聞き取りづらいと感じている人向けに、通話相手の音声をリアルタイムで文字に変換するサービスとして提供。通話内容が順次リアルタイムで文字に変換されるほか、最大10件まで履歴が残る仕様で、文字変換結果を後で見返すこともできる。
ドコモは、サービス終了後は履歴コピー操作ができなくなるため、必要に応じて、履歴を事前にメモアプリなどへ保存することをすすめている。また、サービス終了後はアプリが利用できず、自動削除もされないため、手動によるアンインストールを呼びかけている。
なお、通話相手の音声を文字で伝える機能を必要としている人向けの代替サービスとして、「Google Pixel」の「自動字幕起こし」機能、アイセック・ジャパンの提供する「字幕電話サービス」、日本財団電話リレーサービスが提供する「電話リレーサービス」を紹介している。
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