イタンジは9月14日、顧客管理・自動物件提案システム「ノマドクラウド」の来店予約カレンダー機能に、来店予約数の上限設定機能を追加したと発表した。
ノマドクラウドは、不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB +」(イタンジビービー プラス)に含まれるシステムで、入居希望者の希望条件にあった物件情報を自動動で配信する追客機能、シンプルで使いやすい顧客管理(CRM)・営業管理機能、チャットやLINEでのコミュニケーション機能、入居希望者専用マイページの生成などを搭載している。全国の約2000店舗の賃貸不動産仲介会社が導入し、累計利用者数は850万人を超えるという。
イタンジによると、一般的な賃貸不動産の部屋探しでは、まず、入居希望が不動産物件ポータルサイトで物件を検索し、気に入った物件に対し問い合わせをする。物件の問い合わせが入ると、仲介会社が内見の予約を手配する流れだ。
仲介会社がノマドクラウドを導入することで、入居者は来店予約カレンダー機能により、24時間365日、カレンダーから内見の予約が可能となる。
今回、ノマドクラウドを導入する仲介会社からの要望を受け、来店予約カレンダー機能に「予約数の上限設定機能」を新たに追加。本機能により、仲介会社は、時間や曜日ごとに細かく来店予約の上限数を設定することが可能となり、予約数が対応可能なスタッフ数を超えることなく、適切な接客オペレーションを組むことができるようになる。
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