Googleの「Lookout」アプリは、視覚に障害のあるユーザーが対象物を識別したり、文書を読んだりするのに役立つ。このアプリが、人工知能(AI)を使ってより詳細な画像の説明を生成できるようになった。
アップデートの一環として、画像をアップロードすると、キャプションやaltテキストが含まれていなくても、画像の内容についてより正確な情報を生成できるようになった(altテキストは画像の説明を記述したもので、視覚障害者向けのスクリーンリーダーで読み上げの対象に含めることができる)。また、画像について追加の質問をしたい場合は、質問内容をタイプ入力するか、音声でも質問できる。そのため、より詳細な情報が得られ、何が表示されているかを把握しやすくなる。
Googleによると、Lookoutの新しい「Image Q&A」機能はソーシャルメディアの写真、グループチャットの写真、カメラアプリの画像に使用できるという。
Image Q&A機能はまず、米国、英国、カナダで英語版のみで提供される。
Lookoutはまた、中国語、日本語、韓国語など11の新しい言語に対応した。これで計34言語に対応することになる。
プレスリリースこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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