Microsoftは米国時間9月1日、リッチテキスト編集をサポートする簡易ワープロソフト「ワードパッド」のアップデートを終了し、将来リリースされる「Windows」にも含めない予定だと発表した。
「WordPadは今後アップデートされず、Windowsの将来のリリースから削除される。当社は、(拡張子が).docや.rtfなどのリッチテキスト文書には『Microsoft Word』を、.txtのプレーンテキスト文書には『メモ帳』を推奨する」(Microsoft)
同社は、ワードパッドを廃止する理由や具体的な日付について明らかにしなかった。
ワードパッドは「Windows 95」に初めて標準搭載された。リッチテキスト編集をサポートしているので、別のテキストエディターであるメモ帳よりも高度だが、Wordに比べると機能が限られている。ワードパッドのリッチテキスト編集では、斜体や太字、下線などの書式設定のほか、画像の挿入などもできる。
Redditの共同創業者であるAlexis Ohanian氏はソーシャルメディアの「X」に以下のように投稿した。「ワードパッドよ安らかに。『Office』を買えるようになるまで、君のおかげで乗り切れた」
ワードパッドが登場する前は、メモ帳とより強力なワープロソフトの中間的なソフトウェアとして、「Windows Write」がWindowsに標準搭載されていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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