Netflixが5月にパスワード共有対策を開始した際、利用をやめるというのが、ソーシャルメディア上でのユーザーらの一致した意見だった。だが、6月の数字を見ると、実際には新規登録件数が過去4年半で最多だった。
パスワード共有対策が同サービスにプラスになるか否かについて疑問があったとすれば、答えは出ているようだ。7月の新たな数字によれば、新規登録は6月ほど多くない(前月比25.7%減)が、それでも260万件純増し、会員数の急増は続いている。パスワード共有対策開始までの数カ月間(2022年8月以降)、新規アカウント登録数は平均して毎月100万~150万件だった。
Netflixは、2カ月続けて新規登録数でストリーミングサービスの首位に立ち、新たな加入者の5人に1人がNetflixを選んだということになる。
サブスクリプション分析サービスのAntennaによると、Netflixの新規登録のうち、料金が比較的手頃な広告付きプランが占める割合は6月から増加して約23%で、2022年末の同プラン導入以来、月間で最大だったという。これには、Netflixが米国で料金の最も安い広告なしプランを終了した影響もあるとみられる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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