NetflixがDVDのレンタルサービスで使っている赤い封筒は、米国ではよく知られている。その封筒も近く目にすることがなくなるが、最後にちょっとしたサプライズが待っていた。
Netflixはかなり前から、軸足をDVDのレンタルサービスから動画配信に移している。同社の共同最高経営責任者(CEO)Ted Sarandos氏は4月、米国時間9月29日に発送するDVDが最後になると発表していた。
だが、同サービスの会員はレンタルを申し込んだ枚数より多くのDVDを手にする可能性のあることが分かった。同社は先ごろ、郵送でのレンタル会員はさらに1~10枚のDVDを追加で受け取れるチャンスがあることを明らかにした。これらのDVDは最終日に発送されるという。
「これを読んでいる人の中で、当社からのマーケティングメールに登録していないものの、最終日に1~10枚のDVDを追加で受け取るチャンスが欲しい人のために...リンクはこちら」と同社は「X」(旧「Twitter」)で述べた。
このプロモーションの対象は「DVD Netflix」の会員のみで、同社サイトではこれが在庫限りの限定サービスだと断っている。興味のある会員は、8月29日までに「dvd.netflix.com/FinaleSurprise」で申し込む必要がある。DVDは1カ月後の9月29日に発送される。The Vergeによると、対象のDVDは会員自身が優先順位を付けたリストから抽出されるという。
Netflixは1997年に設立され、当初は郵送によるDVDの販売とレンタルの両方を手がけていたが、レンタル事業が中心になるにつれ、販売事業は勢いを失っていった。その後DVDレンタルが低迷する中、同社は2007年にストリーミングメディアや動画のオンデマンド配信サービスを開始した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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