「Googleフォト」ユーザーにまもなく、お気に入りの瞬間を思い出すための新たな手段が提供される。Googleは米国時間8月15日、同アプリの「思い出」セクションの新しいビューを提供開始した。写真の選択やスクロール順序をGoogleだけに任せるのではなく、他のユーザーと共同で編集する機能など、これまでよりもはるかに高い柔軟性を提供する。
既存の「思い出」セクションでは、自動で選択された重要な瞬間の写真が上部にカルーセル形式で表示される。Googleによると、5億人を超えるユーザーが毎月この機能を利用しているという。
新しいビューでは、もう少し創造性を加えることができる。特定の写真の追加や削除、思い出の作成、思い出のタイトル変更、スクラップブックのようなレイアウトでの表示が可能になった。
思い出に気の利いたタイトルを付けられそうになければ、AIの支援を受けられる。「Help me title」(タイトルを付けて)ボタンをクリックするだけで、AIが複数の候補を提示してくれる。それらが気に入らない場合は、望ましい方向に導くためのヒントを追加できる。「この機能が必ずしも正しい結果を生成するとは限らないことを認識している。したがって皆さんのフィードバックが、時間とともに提案を改善するのに役立つ」と、Googleは発表の中で述べた。なお、この機能はGoogle Labsが実験的に提供するものだ。
また、思い出の整理を1人で行う必要はない。他のユーザーを招待して思い出を共同で作成し、写真を追加してもらうことができる。作成された思い出は写真として共有でき、数週間のうちに動画としても共有可能になる予定だ。
新しい思い出ビューは現時点では米国のみで利用でき、今後数カ月のうちに他の地域にも提供される予定だ。
プレスリリースこの記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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