Microsoftは米国時間8月7日、人工知能(AI)を活用した新しい「Bing」をサードパーティーのブラウザーでも利用可能にすることを発表した。Appleの「Safari」やGoogleの「Chrome」といったブラウザーのウェブ版とモバイル版でまもなく利用できるようにするという。
Microsoftによると、2月に新しいBingを公開して以来、10億件以上のチャットと、7億5000万件以上の画像がBingのAIによって生成されたという。
BingのAIチャットボットは、5月上旬にMicrosoftアカウントを持つすべての人に開放され、中旬にはMicrosoftアカウントがなくても利用できるようになったが、利用範囲は、コンピューター、モバイル、タブレットの「Edge」ブラウザーとBingアプリに限られていた。
そのほかにも同社は、「iOS」と「Android」向けにAIチャットウィジェットを公開したり、「Microsoft SwiftKey」キーボードにAIチャットを搭載したり、BingとEdgeに商品のレビュー要約機能やプライスマッチ機能などを含むショッピング用AIツールを追加したりと、積極的に機能を拡充してきた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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