Microsoftの人工知能(AI)チャットボットがついに、Microsoft以外のブラウザーでも使用できるようになった。これまで「Microsoft Edge」と「Bing」モバイルアプリでしか使用できなかったこの機能は現在、Googleの「Chrome」とAppleの「Safari」で、少なくとも一部のユーザーを対象に提供されている。OpenAIの「ChatGPT」モデルのカスタム版を基盤とするBingのAIチャットは、ユーザーの指示に従って、質問に答え、情報を提供し、コンテンツを作成できる。
Microsoftは米ZDNETに宛てた電子メールで、BingのAIチャットをChromeとSafariに提供開始したことを認めた。
BingのAIチャットを他のブラウザーで使用できるのは一部のユーザーのみであるため、まだ広くは提供されていない。「Windows 10」または「Windows 11」のタスクバーにChromeで試用できるようになったことを知らせるポップアップ通知が表示される場合がある。表示されない場合でも、Chromeを起動してBingのウェブサイトに移動すればよい。幸運なユーザーの1人ならば、おなじみの「チャット」または「今すぐチャット」のアイコンがあり、それを押すとチャットウィンドウが開くだろう。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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