DAY2も順二朗社長と美咲による前説と注意事項、オープニングムービーとオーバーチュアを経て、この日もオープニングナンバーは「Brand New Theater!」で幕開け。序盤から躍動感あるステージで盛り上げを図っていた。
アイドルとキャストとしての挨拶を進めていくなかでは、公演日が翼の誕生日ということもあり、Machicoさんが先導してお祝いの言葉を送ったり、オリジナル衣装について中村さんが衣装担当の方から聞いたという、どの部分にこれまでのライブ衣装の要素が入っているかについて、メモを見ながら解説を行うという一幕も。また、当初出演予定だった大神環役の稲川英里さんが、体調不良で急遽見送られたことを告知すると、場内は環のイメージカラーであるオレンジに染まり、キャスト陣を代表して香里さんから稲川さんと環の分まで盛り上げていくことを約束しつつ、ライブパートへ進んでいった。
ソロ曲披露の1曲目は中村さんによる「ART NEEDS HEART BEATS」から。ロコ楽曲特有の早口パートも的確に言い切って歓声が上がるという見せ場も作りつつ、終始笑顔で歌う姿が目を引くものに。桐谷さんによる「ふわりずむ」では、歌詞にもある蝶をイメージするような振り付けを交えつつ、美也らしく前に進んでいく気持ちを表現していた。
山口さんによる「週末だけのハーレクイン」では、往年のバブリーな感じを醸し出す曲調のなかで、パラパラ風に手を振るパフォーマンスを交えながら、セクシー感のある莉緒の姿を見せていた。そして、ユニット「Jus-2-Mint」(※読み方は「ジャスミン」)による「Super Duper」(大関さん、渡部優衣さん)の披露に。ユニット衣装も楽曲も含めて、カッコよさとセクシーさで魅せるステージとなっていた。
MCパートではDAY1と同様に、ここまで披露した楽曲の感想や5thから9thライブまでの思い出が語られる。ここでは中村さんが埼玉県出身ということもあり、5thライブの会場であるさいたまスーパーアリーナのステージに立てたことの喜びを話していたのをはじめ、ユニット主体の6thライブツアーでは、他のユニットがどのようなステージになるのかレッスン時にはわからず本番になって驚いたこと、7thライブでは野外ライブということもあって、プロデューサーさんの顔がマスク越しでもとてもよく見えていたことなどが語られた。
ライブが再開され、愛美さんが「アロー彗星」をライブ初披露。ギターを手にスタンドマイクで歌唱するという、ジュリアとしておなじみとなったパフォーマンススタイルのなか、自ら手をたたいてクラップ(拍手)を促したり、間奏でのギタープレイやセリフも交えつつ、さわやかなバンドサウンドにのせてかっこよく歌っていた。さらに伊藤さんによる「恋のWa・Wo・N」は、懐かしの王道アイドルソングと言えるような曲調や可愛らしい振り付けとくるくる変わる表情で、百合子の“アイドル感”で魅了するものに。近藤さんによる「勇気のfragrance」では、ポップな曲調にのせて臆病な可憐の前向きな変化を歌声で伝えていた。
ここでDAY1でも披露された、タイプ別のテーマ曲メドレーのステージに。「Angelic Parade♪」(Machicoさん、桐谷さん、香里さん、近藤さん)、「Princess Be Ambitious!!」(大関さん、伊藤さん、原嶋さん、郁原さん、渡部優衣さん)、「FairyTaleじゃいられない」(田所さん、中村さん、小岩井さん、山口さん、愛美さん)と、メンバーが違うことで感じられる新たな色を見せつつ、歌いつなげていった。
ここでのMCパートでは、Machicoさんと渡部優衣さんという、トークをにぎやかにしてくれるキャストが参加していたこともあってか、笑いが絶えないものに。そんななかでも、3rdや6thライブのように各地を巡ったツアーが楽しかったことなどが語られていた。
再度ソロ曲の披露に戻り、まずは原嶋さんによる「ときどきシーソー」で再開。両手を広げてシーソーのように上下に動かしたり、シーソーに乗っているような振り付けを入れつつ、ポップな曲調にのせて明るくかわいらしい歌声を響かせる。大関さんによる「満腹至極フルコォス」では、料理が特技で愛情も特盛と言わんばかりの美奈子の姿を、料理をしているような振り付けを交えながら、アップテンポでたたみかけるような楽曲を歌うことで表現。香里さんによる「MUSIC JOURNEY」は、音楽や歌うことの楽しさや豊かな気持ちになれることを、表情もさることながら抜群の歌唱力をもって伝えていた。
そしてDAY1に引き続きて行われた“Choruchup@rkleメドレー”に。「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」アレンジバージョンでの口上からスタートしつつ、楽曲はDAY1から刷新。ダンサブルなアレンジが加わった「ピコピコIIKO! インベーダー」(大関さん、小岩井さん、香里さん)、大人びた雰囲気となった「月曜日のクリームソーダ」(Machicoさん、原嶋さん、桐谷さん、近藤さん)と歌い進めていく。
見どころとなったのは、「Parade d'amour」(田所さん、中村さん、伊藤さん、愛美さん)。オリジナルは「オペラセリア・煌輝座(きらめきざ)」が歌う、劇中劇ともいえるミュージカル調の楽曲。オスカー役のジュリア(愛美さん)の個性的かつかっこいいセリフのたびに、黄色い悲鳴も混じるような大歓声が巻き起こっていた。
その盛り上がりをノリノリになれる楽曲の「絶対的Performer」(渡部優衣さんと山口さん)で、プロデューサーさんたちをあおりつつさらに高めていく。そして再び「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」を出演者そろって披露した。
ここでのMCパートでも、5thライブ以降の思い出が語られるなか、香里さんは5thがナンバリングライブ初参加だったにもかかわらず、セットリストを見ると一番最後(※ソロ曲、ユニット曲のパートの最後に)だったことに震えたことを振り返る。ほかにも6thライブのユニットステージが楽しかったことや、7thライブではキャスト陣がそろってチュパカブラの人形を持って「Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~」を歌ったことなどを振り返っていた。
最終ブロックと告知されたところで、まずはユニット「D/Zeal」(田所さん、愛美さん)による「ハーモニクス」の披露に。イントロと赤と青に彩られたステージで察したのか、大きなざわめきが。2人の高い歌唱力が存分に発揮され、聴き入ってしまうようなステージとなった。
そしてクライマックスに向けてソロ曲が続いていく。渡部優衣さんによる「稲妻スピリット(Long Intro Ver.)」では、天井には稲妻がとどろくようなライト演出も交えながら、ダイナミックなパフォーマンスとともに、間奏では奈緖として感情を込めたセリフでプロデューサーさんたちに語りかけて引き付けるものに。小岩井さんは、自ら作詞と作曲を担当した「Sister」を披露。ラテンの曲調で彩られる情熱的な雰囲気と、セクシーさを感じさせる振り付けとしぐさ、はかなげな歌声をもって、魅惑のステージを展開。郁原さんによる「はなしらべ」は、雅で素直なエミリーをイメージできるようなバラードソングとなっているなかで、丁寧さを感じる振り付けとともに、伸びやかに歌声を響かせていった。
Machicoさんによる「泣き空、のち」では、翼としての可愛らしくも切ない歌声で、心情を語りかけるように歌う。そしてソロ曲、ユニット曲のパート最後を務めたのは田所さんで、楽曲は「SING MY SONG」。ただただ聴き入ることしかできないと言えるほど、心に直接響くような歌声で圧倒するのようなステージとなっていた。
興奮気味にキャスト陣がステージにそろうなかで歌われたのは「Flyers!!!」。「ミリシタ」2周年記念楽曲であり、ファンやプロデューサーさんの応援を力にして、高みを目指して羽ばたくことを示す楽曲を高らかに歌っていた。
本編が一区切りとなったところで、アンコールと業務連絡と題した告知映像が上映。さまさまな発表がなされるなか、「ミリシタ」の新シリーズ「MILLIONLIVE! ANIMATION STAGE」プロローグ編での「M@STERPIECE」MVが初公開。これには大興奮といった雰囲気で歓声が沸き上がっていた。
アンコールにこたえてキャスト陣が「リ・プロローグ・X(クロス)」をまとって再登場し、DAY1と同様に「Crossing!」、さらに「グッドサイン」も披露。そして終わりの挨拶をそれぞれしていくなかで、充実した表情で楽しかったことや感謝の言葉が紡がれていく。また、渡部優衣さんが先導する形で、冒頭と同様に場内でオレンジのコンサートライトを振って、稲川さんに対してのメッセージやエールを送る一幕も。最後に挨拶した香里さんが中心となって、プロデューサーさんとかけ声をあげ、この先のツアーに向けて気合いを入れていた。そしてこの日も最後は「Thank You!」で、大きなコールを受けながら高らかに歌う。ステージから降壇する際、田所さんとMachicoさんが2人残り、大きなハートマークを作って感謝を伝えて締めくくった。
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