CNET Japanの編集記者が気になったサービスや話題のトピックなどを、独自の視点で紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。バンダイナムコエンターテインメントのスマートフォン向けゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(ミリシタ)について、2018年6月に筆者の独断と偏見を交えつつインプレッションを掲載した。今回はその第2弾で、前回掲載してからこれまでのミリシタを振り返る。
本作は「アイドルマスター」シリーズのひとつで、モバイルゲームを基点に多方面に展開している「アイドルマスター ミリオンライブ!」をテーマとした、アイドルライブ&プロデュースゲーム。2017年6月から配信している。
765プロライブ劇場(シアター)を舞台に、765PRO ALLSTARSの13人に加え、39人の新人アイドルたちを迎えて発足した「39プロジェクト」とあわせた、総勢52人による「765 ミリオンオールスターズ」が登場。“アイドルともっとふれあえる”をコンセプトとして、リズムゲームとなるライブステージのほか、お仕事や劇場でのコミュニケーションを楽しめる内容となっている。概要は下記にも記載するが、細かいところは前回の記事を参照してほしい。
メイン画面ともいえる劇場では4つの部屋が用意され、アイドルたちと会話できるなど、日常の姿を見ることができる。アイドルをタッチすると反応してくれるほか、会話も楽しむことができる。メニューの「モバイル」の項目から、アイドルたちから届いたメールを確認したり、各アイドルたちのブログも読めるなど、アイドルたちの素顔を知ることができる。
ゲーム内の物語となる「コミュ」では、アイドルたちがステージに立つ姿を描いた成長物語となるメインコミュのほか、1対1で向き合うアイドルコミュ、ゲーム内で行われるイベントのコミュなども用意されている。
また「お仕事」では、文字通りアイドルとお仕事を行う様子も描かれ、隙間時間でもプロデュース活動ができる。その際、選択肢が発生することもあり、選択結果で報酬が増減することがある。
登場するアイドルには個々にカードが用意されており、主にガシャやリズムゲーム報酬などで入手できる。カードの育成要素もあり、ライブステージなどによって覚醒ptを獲得。ゲージがMAXになると特定のアイテムを使用することで覚醒する。また、アイドルカードを入手した際、重複した同一のカードについては、自動的にそのレアリティにあわせたレッスンカードとマスターピースに変換。レッスンチケットでカードのレベルを上げ、ステータスを上昇させるほか、マスターピースを使用するマスターレッスンによって、カードそのものをさらに強化することができる。
楽曲やステージパフォーマンスをリズムゲーム形式で楽しめるライブパートでは「ユニットライブ」と「ソロライブ」の2タイプがある。あらかじめ5人のアイドルでユニットを編成。画面上部からノーツがおりてきて、画面下部にあるターゲットに重なったところでタイミングよくタッチしていく。
また、曲の合間には特大サイズのスペシャル音符が流れ、これをタップすると、一定時間音符が現れずステージを映し出すスペシャルアピールが発動。フルコンボの状態でスペシャル音符をタップすると、特別な演出が流れるようになっている。
ユニットライブでは、音符のレーン数が2、4、6の3種類を用意。6レーンの「6MIX」をクリアすると、最高難度の「MILLION MIX」が解放される。ステージに立つ人数は楽曲によって異なり、基本的には最大5人となっているが、特定の曲では13人がステージ上に立つ「13人ライブモード」も用意されている。また、ソロライブは縦画面でプレイするモード。レーン数は2のみで、センターに設定しているアイドル1人のみにカメラワークをあてた形となっている。
なお、ライブステージを鑑賞できるMV(ミュージックビデオ)も用意されており、難易度を問わずその楽曲を一度クリアするだけで視聴が可能。練習モードとなる「リハーサル」もあり、マニーを消費することでプレイできる。
一部の楽曲では、歌い分けにも対応しているのも特徴。ユニットライブであれば、編成した5人のアイドルと立ち位置にあわせたパートを、そのアイドルの声で歌う。ソロライブでは、センターに編成したアイドルがソロ曲として歌いきる形になっている。
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