モトローラ・モビリティ・ジャパンは7月21日、5G対応Androidスマートフォンの新モデル「motorola edge 40」の発売を開始した。
同時に発表した「motorola razr(レーザー) 40 ultra」に続き、今回はedge 40のレビューをお届けする。
edge 40は、約6.55インチディスプレイを搭載するスマホだ。モトローラは本機種を「ミドルハイレンジ」と位置づけ、手頃な価格ながら必要な要素を最大限に盛り込んだ製品だとしている。さらに日本のユーザーのニーズを意識し、IP68相当の防水・防塵、FeliCa搭載の2つの特長を持つ。防水性能としては水面下での使用が可能であり、Felicaではおサイフケータイの利用や運転免許証の読み取りなどが可能になる。
また、本体の軽さも特徴的だ。本体サイズは約高さ158.43mm×幅71.99mm×奥行き7.58mmと決して小さくはないのだが、重さは「イクリプスブラック」が171g、「ルナブルー」が167gと軽量に収まっている。実際に持ってみると、幅の狭さや薄さによりさらに軽量に思えた。お借りしたヴィーガンレザー素材のイクリプスブラックは、ホールド感も心地よい。
ディスプレイは6.55インチでFHD+(2400×1080)、アスペクト比が20:9、リフレッシュレートが144Hzのカーブディスプレイ。本体ぎりぎりまでディスプレイがあり、通知が来るとディスプレイの横面が光るシカケもある。リフレッシュレートの高さはゲーム愛好家も満足させそうだ。ディスプレイ内に指紋認証が搭載されている。
バッテリーは4400mhAで、急速充電、ワイヤレス充電に対応する。ステレオスピーカーは「Dolby Atmos」対応だ。チップセットはMediaTekの「Dimensity 8020」で、RAMが8GB、ROMが256GB。「AnTuTu Benchmark」の結果は以下の通り。
メインカメラは5000万画素で光学手ブレ補正対応、1300万画素の超広角・マクロカメラも搭載する。インカメラは3200万画素。「写真」「動画」「スローモーション」「ポートレート」「プロ」モードがあり、「詳細」では指定した1色以外をモノクロにする「スポットカラー」撮影などができる。
motorolaのスマホに搭載されている「Motoアクション」にも対応。手首を2回ひねるだけでカメラを起動させる、下向きに置くと無音化するなど、便利な動作を手の動きなどですぐに実施できる。
motorola edge 40の価格は、モトローラ公式の「MOTO STORE」での販売価格(以降、全て税込)が6万4800円、国内通信業者での独占販売となる「IIJmio(アイアイジェイミオ)サプライサービス」が一括の場合5万7800円、24回払いでは各月2411円となっている。
薄型で大きなディスプレイ、おサイフケータイ対応、防水機能など、欲しい仕様がしっかりとサポートされていてこの価格なら、かなりお買い得なモデルなのではないか。使い勝手の良いスマホを探している人に、有力な候補になりそうだ。
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