Fire Max 11はAndroidベースの「Fire OS 8」が搭載されている。使い勝手はAndroidに近いが、GoogleのPlayストアのアプリは利用できず、「Amazonアプリストア」のアプリを利用する。今回は「Microsoft 365 Personal」が3カ月無料で利用できる。
閲覧だけでなくクリエイティブができるタブレットということで、用途を考えてみた。まず試したのは、紙で配布された資料を「Microsoft Office」の「スキャン」で撮影し、PDF化したものにペンでコメントする作業だ。カメラとペンがあることで、こうした作業にはかなり向いていると感じた。
また、本発表会で紹介されていた描画アプリ「Picsart」で図形を描いてみた。Picsartはスマホアプリなどでよく利用されている写真のエフェクト加工が得意なアプリだが、簡単な図形であれば作成できる。タブレットなので指を併用して作業できるのも良い。
画面分割にも対応しており、「Zoom」のミーティングを立ち上げ、同時に「Microsoft OneNote」でメモを取るといった作業もできる。
Fire Max 11は、Alexaによるハンズフリー操作ができる。また、Amazonが提供するスマートホーム製品「Echo」シリーズやAlexa対応製品、セキュリティカメラ「Ring」とも連携ができる。
例えば、Echo Show 10をリビングに置いている場合、Fire Max 11の「デバイスダッシュボード」でカメラを起動し、リビングの様子を垣間見れる。また、「Alexa」アプリから「デバイスに呼び掛ける」でEcho Show 10を選択すると、お互いにカメラが起動し、音声で会話もできる。ビデオ付きインターフォンとして家庭内で利用したり、離れた場所に住む親との対話を楽しめる。
Amazon製タブレットなので、当然ながらAmazonのサービスをヘビーに使っている人には便利な端末だ。Prime VideoやMusic、「Kindle」などのエンタメはすべてタブレットにログインした段階で他の端末のように利用できるし、スマートホーム製品との連携も便利だ。
クリエイティブ面では、カメラで撮影した画像は「Amazonフォト」に保存され、Microsoftのファイルも「OneDrive」で共有できる。本体へのファイル保存も可能だ。Googleサービスをメインに活動している人にとっては、Gmailは「メール」アプリで利用できるが、他のサービスはブラウザーでの利用となるため、使いにくいと感じるかもしれない。しかし、キーボード付きカバーやスタイラスペンの組み合わせによって、ビジネスユースへの活路が開けたと言える。
また、マルチアカウントに対応しているため、子どもにキッズ用アカウントを作成すれば、安心して家族で併用できる。リビングでスマートホーム製品として使ったり、子どもがキッズアプリを楽しんだり、寝室で映画を楽しんだりとさまざまな利用法ができるタブレットだ。
価格は、64GBモデルが3万4980円(以降、価格はすべて税込)、128GBが3万9980円。エディオン、ケーズデンキ、コジマ、上新電機、ソフマップ、ビックカメラ、ヤマダデンキでも、6月中旬から順次発売する予定だ。
また、タブレット本体とアクセサリーのセット価格も用意する。スタイラスペンとFire Max 11 64GBのセットが3万8980円、128GBのセットが4万3980円。キーボード付きカバーとFire Max 11 64GBのセットが4万3980円、128GBのセットが4万8980円。スタイラスペン、キーボード付きカバー、Fire Max 11 64GBのセットが4万7980円、128GBのセットが5万2980円。
6月13日までにAmazon.co.jpでFire Max 11およびセット商品を購入すると、「Prime Video」レンタルクーポンと、「Kindle」本の購入に使えるクーポンのそれぞれ2000円分を、アカウントに登録するという。
スタイラスペンとキーボード付きカバーは単体でも購入できる。その他、スリムカバー(6980円)や保護フィルム(2480円)も販売される。
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