以下の写真を見ると分かるように、Pixel 7と7aは薄暗い環境でも比較的明るい写真を撮影できる。ただし、暗所での撮影時に、Pixel 7の方がより鮮明に被写体にピントを合わせられたことが1回だけあった。
厳密には、Pixel 7aの方が、より高解像度の前面カメラを備えているが、両機で撮影した自撮り写真を比較したところ、どちらも全体的に高画質な写真だと感じた。
結論:Pixel 7aとPixel 7は、非常によく似たカメラを搭載している。Pixel 7aには、Googleのアクションパン機能が搭載されていないが、それ以外で欠けているものはほとんどない。
Pixel 7aは、金属製のカメラバーからマット仕上げのエッジ部分まで、Pixel 7のデザインを継承している。2つのデバイスの主な違いは、本体のサイズとカラーバリエーションだ。Pixel 7aは6.1インチの画面を搭載しているので、小型のデバイスが好きな人は、Pixel 7aを選んだ方がいいかもしれない。Pixel 7は6.3インチの画面を備えており、スマートフォンで読書や動画鑑賞をしたいユーザー向けに、7aよりも少しだけ大きなスペースを提供する。
どちらのデバイスも、必要に応じて画面のリフレッシュレートを最大90Hzまで高め、アニメーションやスクロールをより滑らかに表示させることができる。解像度はいずれも1080×2400ピクセルだ。
ただし、明るい日光の下では、どちらのデバイスも画面が暗く見える。屋外では、輝度を最大まで上げる必要があった。
カラーバリエーションについては、Pixel 7aは「Coral」(オレンジ)、「Sea」(ライトブルー)、「Charcoal」(グレーに近い色)、「Snow」(ホワイト)が用意されている。一方、Pixel 7は、「Lemongrass」(ライトイエロー)、「Snow」(ホワイト)、「Obsidian」(ブラック)から選べる。
耐久性に関しても、Pixel 7と7aの間には、わずかな違いがある。Pixel 7aがIP67の防水防塵性能を備えるのに対し、Pixel 7はIP68を取得している。どちらも防塵性能を備えているが、Pixel 7aは一時的な水没、Pixel 7はそれより長時間の水没に耐えられると評価されている。
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