イタンジは5月15日、賃貸物件の管理業務を支援するシステム「イタンジ管理クラウド」の提供を開始したと発表した。
イタンジ管理クラウドは、不動産管理会社の賃貸管理業務における精算管理、物件管理、入居者管理、家主管理、修繕管理を一括化するシステム。既存サービス「ITANDI BB+(イタンジビービープラス)」と連携でき、管理会社、不動産仲介会社、家賃債務保証会社、原状回復工事の施行会社などの関係各社での一元管理も可能だ。
既存サービスのITANDI BB+は、顧客管理、物件検索、空室確認、内見予約、入居申込、賃貸借契約、更新退去、原状回復工事までを一元管理でき、精算管理や物件管理などの賃貸管理機能も持つ不動産賃貸業務のDXサービス群。現在、約2000社の不動産会社と約5万1000店舗の仲介会社で利用されているという。
データ連携オプション機能により、データ分析や運用ができるだけでなく、建物一棟単位のレントロール(賃貸条件一覧表)、収支報告、仲介会社ごとの成約率、業務委託費用のサマリー、管理会社固有の条件を加味した入居率、また原状回復と修繕の管理表などのレポートも作成できる。外部システムともデータを連携でき、将来の変化に対応しながら長期的に利用することを想定した設計が特徴だという。
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