イタンジは8月23日、原状回復工事の発注・管理システム「内装工事くん」の提供を、8月より開始したと発表した。
イタンジによると、入居者が退去した後の、壁紙の張り替えやクリーニング、補修などの原状回復工事の際、管理会社は工事業者へ工事を依頼するための情報を、メールやFAX、電話などで連携する必要があり、煩雑なプロセスが課題になっていたという。
また、発注から見積もり、金額交渉や工事工程の確認など、その都度工事業者と電話やメールでのやりとりが必要なため、それぞれの作業に時間がかかる現状となっている。
今回の内装工事くんは、賃貸物件の原状回復工事において、不動産管理会社の工事発注、工事工程や書類の管理をサポートし、提携工事業者とのオンライン上でのやり取りを実現することで、業務を効率化するシステム。
イタンジが提供する、賃貸住宅のウェブ更新・退去システム「更新退去くん」のデータ連携も可能で、管理会社は、工事発注や見積もり、立ち合い依頼に必要な情報を一括して工事業者に引き継ぎ、オンライン上で連携できる。
見積もりや立合報告書、発注申請など管理が必要な書類も、オンライン上で管理することができ、金額交渉や工事工程の確認も、すべてオンライン上で完結する。
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