Appleが生み出した「iPhone」の成功は、まだ減速する様子がない。同社は米国時間5月4日、iPhoneの売上高が1~3月期として過去最高の513億ドルに達したと発表した。
Appleはこの日、2023年度第2四半期(4月1日締め)の決算を発表し、アクティブなiPhoneデバイスは10億台を超えていると述べた。
他にも明るい材料として、「App Store」「Apple TV+」「Apple Music」「Apple Arcade」を含むサービス事業は、四半期としての売上高が過去最高の209億ドルに達した。
Appleは数字の内訳を明らかにしていないため、この記録的な数字に占める各サービスの具体的な割合は不明だ。しかし、同社は決算発表の電話会見で、サービスの有料会員数が9億7500万人に達したことを明らかにした。
全体として、第2四半期の総売上高は948億ドルとなり、前年同期比で3%減少した。背景には厳しい経済情勢があり、Amazon、Google、Microsoft、「Facebook」を運営するMeta Platformsなど他の大手IT企業は2023年に入って大規模な人員削減を実施している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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