「Pixel」デバイスを所有していて、バグのあるソフトウェアが気にならないというのであれば、「Android 14」の最初のパブリックベータ版が利用可能だ。Googleは米国時間4月12日、「Android 14 Beta 1」(パブリックベータ第1版の正式名称)を発表した。主に開発者を対象としていたこれまでのプレビュー版を経て今回初めて一般ユーザーに対して提供される新機能の一部が紹介された。
インストールはわずか数分で完了する。インストール後には、刷新されたシステム共有シートや、全体的に改良されたインターフェース(スマートになった戻る矢印など)が利用可能になる。
ざっと見た印象では、12日に公開されたAndroid 14 Beta 1に関する同社のブログで紹介されている機能は、やはり開発者をターゲットとしたものだ。しかし、詳しく見ると、ユーザー向けの機能も含まれているのが分かる。例えば、ジェスチャーナビゲーションでの操作における戻る矢印も分かりやすくなり、有用性が高まった。戻るボタンの挙動にAndroidユーザーはかなり以前から不満を訴えていた。新しい戻るボタンによって、この問題が修正されることを期待する。
そのほか、サードパーティーアプリが呼び出すシステム共有シートにカスタムアクションを追加できるようになった。また、アプリごとの言語設定が強化され、Androidの設定でアプリごとの言語リストに表示される言語セットを動的にカスタマイズできる。
Googleは予定通りにリリースを進めている。スケジュールによれば、5月に2番目のベータ版、6~7月に安定版が公開され、その後正式版がリリースされる予定だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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