Googleは2020年に発表した「Nearby Share(ニアバイシェア)」で、異なる「Android」デバイス間でファイルを共有する方法を提供してきた。そしてこのほど、同機能を強化して「Windows」にも対応させようとしている。
同社は米国時間3月31日、Nearby Shareツールの最新ベータ版を提供開始したと発表した。新たに写真や動画、文書などのファイルを、AndroidデバイスとWindows PCの間で共有できる。
ベータ版アプリは、まず米国など一部の地域で提供される(編集部注:日本でも利用できることを確認済み)。64ビット版の「Windows 10」または「Windows 11」搭載PCで利用できるが、Armデバイスには対応していない。
各社が独自の方法を提供しているため、異なるデバイス間でのファイル共有は長い間、あまり簡単とはいえなかった。GoogleのNearby Shareはこれまで、Android搭載のスマートフォンやタブレットでしか機能しなかった。Appleの採用する「AirDrop」は、「Mac」や「iPhone」「iPad」にしか対応していない。Windowsにも「近距離共有」オプションが搭載されているが、主にPC間でのファイル共有向けだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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