米国特許商標庁(USPTO)が米国時間3月30日に公開した特許出願書類によると、Appleは、インタラクティブなタッチスクリーンディスプレイを備えた「AirPods」ケースを検討しているようだ。AirPodsに接続されたアプリケーションにケースからアクセスし、オーディオ設定を制御できるようになる可能性がある。
Appleはこの特許を2021年に出願している。その中でAppleは、オーディオ操作の制御、ハプティクスやディスプレイデバイスを介した情報伝達、ユーザーインターフェースの最適化が可能なヘッドホンケースに対するニーズが存在すると記している。それによってAirPodsを効率的かつすばやく操作できるようになり、バッテリー持続時間と電力消費量が改善されるという。
競合するヘッドホンメーカーである、サムスン傘下のJBLも、2023年のCESなどで類似のデザインを披露していた。3月に発売された「JBL Tour Pro 2」は同社の最新主力モデルで、 AppleのAirPodsの特許出願内容に相当する、オーディオ設定をカスタマイズするためのスマートタッチディスプレイを搭載している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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