Appleは、「iOS 16.4」を一般ユーザーにリリースしてから数日で、「iOS 16.5」のパブリックベータ第1版をリリースした。iOS 16.4では、バグ修正とセキュリティアップデートのほか、新しい絵文字や通話の音声分離といった新機能が提供されていた。米国時間3月30日にリリースされたiOS 16.5のパブリックベータ第1版にも、複数のパッチと新機能が含まれている。
新しいiOSの機能を試すのは楽しいかもしれないが、新しいソフトウェアで問題が生じるもしもの場合に備えて、ベータ版のダウンロードは、メインで使っているデバイス以外で行うことを推奨する。Appleはベータ版テスターに「Feedback」アプリも提供している。このアプリでは、新しいソフトウェアの問題を同社に通知できる。同社はこうして、一般リリースの前に問題を修正できるようにしている。
今回のベータ版で試用できる新機能は、以下のとおり。
Apple Newsアプリは2015年に米国などでリリースされた。iOS 16.5のパブリックベータ1では、同アプリに初めてSportsタブが追加される。Sportsタブは、アプリを開いた時に画面下のツールバーに表示される。前のバージョンでは、ツールバーに「Today」「News+」「Audio」「Following」「Search」のタブが表示されていたが、今回、Sportsタブのスペースを作るためにSearchタブがなくなっている。
iOS 16.5のパブリックベータ1では、画面の録画を開始するようSiriに頼める。前のバージョンでは、画面収録ツールを「コントロールセンター」に追加してから、手動でオンにしなければならなかった。今回の新機能により、録画の開始/終了操作をしたときに録画される余計な部分を編集で削除する必要がなくなるため、時間を節約できる。
iOS 16.5が一般リリースされる時期は明らかにされていない。これらのベータ機能がiOS 16.5に搭載される保証はなく、アップデートで搭載されるのがこれらの機能だけというわけでもない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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