シャープとE Ink Holdingsは、E Inkの電子ペーパーディスプレイ(EPD)技術ベースの電子ポスターを開発し、デジタルサイネージ市場へ展開すると発表した。第一弾の製品として、シャープが42型モノクロ電子ペーパーディスプレイ「ePoster(イーポスター)」を4月上旬に日本で発売する。
E InkのEPDは、紙の印刷物と似た原理で情報を表示するディスプレイ。表示書き換え時のみ電力を消費し、書き換えない場合は電力を必要としない。また、屋内の照明から直射日光の下など、幅広い環境で視認性が高い。しかも、比較的軽く薄い表示デバイスとなる。
こうした特徴から、電源確保や、壁などの強度、耐荷重の問題で紙のポスターしか掲示できなかった場所にも、EPDベースの電子ポスターなら設置可能だという。表示内容を変えられない紙と異なり、電子ポスターはデジタルサイネージとして活用できる。
両社は今後も連携を強化し、電子ポスターの大型化やカラー化、海外展開にも取り組んでいく。
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