「AirPods」が、充電ケースにUSB Type-C(USB-C)ポートを搭載するかもしれない。名高い業界ウォッチャーであるAppleアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、AppleはUSB-C充電ケースを同梱した第2世代の「AirPods Pro」を2023年にリリースする計画だという。
Kuo氏は米国時間3月24日に、「iPhone」向けOSの次期バージョン「iOS 16.4」のコード内に見つかった新しいAirPodsと充電ケースのモデルナンバーに関する報告について、「これはおそらくUSB-C版の『AirPods Pro(第2世代)』で、大量出荷は2023年第2〜3四半期になると思う」とツイートしている。
Appleはこの数年間にわたって、現在AirPods Pro(第2世代)のケースで採用している独自の「Lightning」充電ポートからの移行を進めてきた。次期「iPhone」がLightningの代わりにUSB-Cを採用する可能性があるとの臆測も飛び交っている。
欧州連合(EU)は、LightningからUSB-Cへの移行を促してきた。Appleは、EUが2022年10月に承認した法案により、同地域でデバイスを販売する場合、製品にUSB-C充電ポートを搭載せざるを得なくなる。この法律は、さまざまなデバイスと一緒に消費者が買い集めるケーブルの数を減らし、電子廃棄物の量を抑制することを目指している。
なお現時点では、AppleがAirPodsの第2世代や第3世代でUSB-C充電ケースを採用する計画はなさそうだと、Kuo氏は述べている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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