米国時間1月25日午前に「Outlook」「Sharepoint」「Teams」を含む複数の「Microsoft 365」サービスにユーザーがアクセスできない障害が発生していたが、Microsoftがその原因となっていたネットワーク設定の変更をロールバックした後、各種サービスが復旧した。
「影響を受けたサービスが復旧し、安定した状態を保っていることを確認した。『Exchange Online Service』に対する何らかの潜在的影響について調査している」と、Microsoftはグリニッジ標準時午後2時31分にツイートした。
それに先立ち同社は、問題の原因と思われる「ネットワーク変更をロールバック」したとして、サービスに対するロールバックの効果を監視していると述べていた。
午前10時47分には、次のようにツイートしている。「引き続きサービス全体の復旧を監視しており、一部の顧客から問題の緩和が報告されている。また、サービスを追加のインフラストラクチャーに接続して、復旧プロセスを早めている」
午前9時には、Microsoft 365のサービス正常性ダッシュボード上で問題の範囲を認め、「ネットワーク設定の問題」が原因であることを特定したと述べていた。
「影響を受けたインフラストラクチャーを介してサービスを利用するすべてのユーザーが、複数のMicrosoft 365サービスにアクセスできない可能性がある」と説明していた。
影響を受けたサービスは次のとおり。「Microsoft Teams」「Exchange Online」「Outlook」「SharePoint Online」「OneDrive for Business」「Microsoft Graph」「Power BI」「Microsoft 365 Admin Portal」「Microsoft Intune」「Microsoft Defender for Cloud Apps」「Microsoft Defender for Identity」
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」