富士通、14.0型ワイドで約689gの世界最軽量モバイルPCなどFMV新製品

 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は1月24日、14.0型ワイドにサイズアップした世界最軽量モバイルノートPC FMV「UH」シリーズなど、4シリーズ8機種を発表した。1月27日より、順次提供を開始する。

 FMV「UH」シリーズでは、従来の13.3型ワイド筐体とほぼ変わらない筐体サイズに、アスペクト比16対10の14.0型ワイド液晶を搭載(従来比17%増)。

 16対9のFull HD(1920×1080ピクセル)に対し、縦に120ピクセル伸びたWUXGA(1920×1200ピクセル)の画面となっており、縦に表示できる量が増えて少ないスクロールで情報が得られるという。

 なかでも、「UH-X/H1」では天板にはカーボン素材、キーボード面・底面にはマグネシウムリチウムを採用し、約689gの軽さを実現。また、米軍採用規格試験(MIL-STD-810H)レベルの堅牢性試験をクリアしている。

 最新の第13世代CPU インテル Core i7-1355Uと、LPDDR5-6400メモリ16GBを搭載し、基本性能を強化。また、OSにWindows 11 Proを搭載する。

世界最軽量を実現した「UH-X/H1」
世界最軽量を実現した「UH-X/H1」

 新色のフロストグレーを加えた、ピクトブラックとシルバーホワイトの3色で展開する「UH90/H1」では、約848g(ピクトブラック)・約858g(シルバーホワイト・フロストグレー)の軽量ボディに、12コアの最新第13世代CPU インテル Core i7-1360Pと、LPDDR5-6400メモリ16GBを搭載。

 CPU性能を最大限発揮できるように、コンパクトボディにファン×2を搭載し、独自の制御により最大TDP(熱設計電力)28Wでの動作と静音性を実現した。

 また、Thunderbolt 4対応のType-C USB×2の搭載や、約29.5時間駆動が可能などの特徴を有している。キーボードはバックライトに対応する。

 UHシリーズの特徴として、FCCLキーボードマイスターが監修したこだわりの打鍵感を特徴とするかな無しキーボードを採用。有線LAN端子、HDMI出力端子、複数のUSB端子(Type-C×2、Type-A×2)、microSDカードスロットを備え、指紋認証機能付き電源ボタンを搭載した。

 無線LANは、6GHz帯での通信が可能なWi-Fi 6Eに対応。容量UPしたBOXスピーカー×対応コンテンツを立体音響で楽しめる「Dolby Atmos」を搭載。

 AIエンジンが周囲のノイズを消しオンラインでの会話をサポートする「AIノイズキャンセリング」では、外付けヘッドセットにも対応した。

 このほか、自動で肌質や顔色を補正し、自然なバーチャルメイクを施すAIメイクアップアプリ「Umore」。スマホ写真&動画のバックアップ、スマホデータ転送、スマホカメラ転送、スマホ音楽再生が行える「スマホ連携ソフト」を搭載する。

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  FMV「MH」シリーズでは、Windows Hello顔認証に対応。さらに、オンライン会議などで簡単にマイクをミュートにできるショートカットボタンを追加するなど、使いやすさを進化させている。

 大画面17.3型ワイド液晶を搭載した「NH」シリーズでは、基本性能を強化。「NH90/H1」は14コアのCPU インテル Core i7-12700Hを搭載し、最大TDP(熱設計電力)45Wまで性能を高めた快適なパフォーマンスを実現。ブルーレイドライブを搭載し、Windows Hello顔認証にも対応した。「NH77/H1」は、AMDの最新CPU Ryzen 7 7730Uに強化している。

 両モデルとも、HDMI入力の対応や、オンライン会議などで簡単にマイクをミュートにできるショートカットボタンを追加するなど、基本性能を強化してさらなる使いやすさを実現している。

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 MHシリーズ、NHシリーズではこのほか、FCCLキーボードマイスターが監修したこだわりの打鍵感を特徴とするかな無しキーボードを採用。対応コンテンツを立体音響で楽しめる「Dolby Atmos」を搭載した。

 AIエンジンが周囲のノイズを消しオンラインでの会話をサポートする「AIノイズキャンセリング」では、外付けヘッドセットにも対応。

 自動で肌質や顔色を補正し、自然なバーチャルメイクを施すAIメイクアップアプリ「Umore」や、スマホ写真&動画のバックアップ、スマホデータ転送、スマホカメラ転送、スマホ音楽再生が行える「スマホ連携ソフト」を搭載する。

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 15.6型ワイド液晶搭載するスタンダードノート FMV「AH」シリーズでは、「AH50/H1」のメモリを16GBに強化し、AIメイクアップアプリ「Umore」を搭載した。

 加えて、富士通ショッピングサイト「WEB MART」では、カスタムメイドモデル3シリーズ6機種を1月24日より順次受注開始する。

 多様化するニーズに合わせ、32GBメモリや約2TB SSDを選択できるUHをリリースしたほか、新たに「Office Professional 2021(個人向け)」や顔認証Webカメラが選択できるようになった。さらに、本体にジャストフィットする、革の風合いを再現した専用PCケースも用意する。

 カスタムメイドモデルでは、世界最軽量モデル「UH-X/H1」をベースに、第13世代 CPUインテル Core i5-1335U プロセッサーや、かな表記ありキーボードを選択できる「WU-X/H1」を提供。

 「NH90/H1」をベースに、約2TB SSDと約2TB HDDの同時搭載や地上デジタル放送、BS・110度CSデジタル放送対応の2番組同時録画が可能なTV機能を搭載できる「WN1/H1」では、新たに64GBメモリ、約2TB SSDの選択に対応する。

 また、「NH77/H1」をベースに、約1TB SSDと約1TB HDDの同時搭載や32GBメモリ、ブルーレイドライブが選択できる「WNB/H1」を提供する。

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 このほか、「AH50/H1」をベースに、「AMD Ryzen 3 5300U モバイル・プロセッサー」やメモリ32GB、約1TB SSD、ブルーレイドライブが選択できる「WAB/H1」を提供する。

 WEB MART限定モデルとしては、第13世代 CPU インテル Core U-シリーズ プロセッサーや、かな表記ありキーボード、5G対応通信モジュール内蔵モデルを選択できる「WU2/H1」。上質なブラック筐体、EVOプラットフォーム準拠、ミニマムなアプリなどを特徴とするFMV Zero「WU4/H1」を提供する。

 さらに、写真・音楽・動画・メール・Officeファイルなどのデータのバックアップ・復元・移行がスムーズに行える「FMVデータクラウド」の提供を1月24日より開始する。

 AIメイクアップアプリ「Umore」については、2021年10月発表の「CH」シリーズと「MH」シリーズ、2022年3月発表のFMV LOOX、2022年6月発売の「UH」シリーズ向けに、利用を可能とするアップデートプログラムの提供を2月1日より開始するという。

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