米CNETでは、バッテリー持続時間のテストを数種類実施し、実際にどのくらい持つのかを記録している。今回それぞれのiPhoneを使って最初に実行したテストは、耐久テストだ。45分の間、ゲームをプレイしたり(オンラインゲームも含めて)、動画を再生したりするほか、「TikTok」や「Instagram」といったSNSアプリも使い、「FaceTime」でビデオ通話もしてみる。その間に減ったバッテリーの量は、iPhone 14が10%、iPhone 14 Plusが5%、iPhone 14 Proが8%、iPhone 14 Pro Maxが7%だった。
各モデルをフル充電したうえで、ダウンロードした動画を繰り返し再生するというテストも行った。機内モードで、画面の明るさは50%にした状態だ。米CNETでは、このテストを何年も前から実施しているが、今は段階的に廃止しつつある。ソフトウェアもチップも、今では動画の再生向けに最適化されているからだ。それに、大抵の人は動画をストリーミングで視聴している。
では、なぜこのテストを実施したかというと、動画再生に関するAppleの公称値と、さらにはiPhone 13シリーズのときのテスト結果とも比較できるからだ。
機種 | 公称値 | 実験結果 |
---|---|---|
iPhone 14 | 20時間 | 18時間45分 |
iPhone 14 Pro | 23時間 | 20時間 |
iPhone 14 Plus | 26時間 | 25時間 |
iPhone 14 Pro Max | 29時間 | 26時間15分 |