アルヒは12月15、「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2023」を開催し、1都3県の「本当に住みやすい街」トップ10を発表した。
本ランキングは、1都3県でアルヒの住宅ローンを利用した購入物件データ(2021年8月から2022年7月までの1年間、借り換え除く)を町名単位で集計したデータをもとに、「住環境」「交通の利便性」「教育・文化環境」「コストパフォーマンス」「発展性」の5つの基準で、住宅や不動産の専門家が参画する選定委員会が審査・選定したもの。
1位は東京都八王子「JR中央本線」の「西八王子」となった。最寄りの八王子IC付近には、ロボットやAI技術を駆使した次世代型複合商業施設が2025年に開業予定。生活圏内の八王子駅南口には、公園、図書館を有する施設が2026年度に開業予定で、日常生活の利便性向上が期待できるとしている。
西八王子付近の新築マンションは3LDKで4000万円台、新築戸建ては3000万円台前半で購入可能な物件もあり、隣駅の八王子駅と比較し、コストパフォーマンスが高い点も評価された。
2位は千葉県流山市「首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス」の「流山おおたかの森」となった。流山市は子育て支援に力を入れており、園児の通園をサポートする「駅前送迎保育ステーション」を設置するほか、児童増加に対応すべく、2024年には新たに2つの小学校も開校予定。駅周辺には大型商業施設も充実している。
3位は東京葛飾区「JR総武線」の「新小岩」となった。2023年冬には行政サービス施設が入る駅ビルが開業予定、2028年度には駅南口地区の再開発の一環として複合ビルが建設予定であるほか、高層マンションの建築計画もあり、駅を中心とした街の活性化が見込まれる。
4位は「西武池袋線」の「保谷」、5位は「JR東海道線」の「辻堂」、6位は「JR常磐線」の「柏」と続く。シニア編のランキングでは、東京都の「浜町」が1位、千葉県の「西白井」が2位、東京都の「大泉学園」が3位に選出された。
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