SB C&Sは12月7日、ŌURAのスマートリング「Oura Ring Gen3 Horizon」について、ソフトバンクの直営店および、SoftBank SELECTION オンラインショップで12月8日から販売すると発表した。
Ouraリングは、睡眠が健康のあらゆる側面に影響を与えるという考え方から、2013年にスリープトラッカーとして誕生。今では、医療グレード並みの包括的な健康管理ができるスマートリングとして進化している。
Oura Ring Gen3 Horizonは、Ouraリングの最新作。第三世代のHorizonモデル(ラウンドデザイン)で、最先端の高度なセンサーを搭載。心拍数や心拍変動(HRV)、体表温、活動量、睡眠などの測定を通して、包括的な健康管理が可能。
また、入浴時や就寝時を含む常時着用を考慮した防水性能と軽さに加え、心拍信号が強い指の動脈から、直接バイタルデータを読み取ることができる指輪の形状にデザインされている。
カラーバリエーションは、「シルバー」「ブラック」「ステルス(マットブラック)」「ゴールド」「ローズゴールド」の5色を用意する。
直営店での価格は、シルバーとブラックが6万5952円(税込)。ステルスが8万3376円(税込)。ゴールドは9万1152円(税込)、ローズゴールドは9万9504円(税込)。
同社によると、医療機器ではないが、生理学的モニタリングの精度は独自の研究により研究用センサーと同等の高精度なセンサーを搭載するという。
例えば、安静時の心拍数は医療用心電図(ECG)と比較して、99.9%の精度で測定。これは、睡眠研究所のゴールデンスタンダードである終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)とも比較検証されている。
温度センサーは、研究グレードのセンサーと比較して99%以上の精度で測定することが可能。赤外線を使った光電式容積脈波記録法(PPG)センサーは、臨床グレードのECGとほぼ性能が一致するほどの高精度のセンサーを搭載する。
新しい睡眠段階分けアルゴリズムについては、4段階の睡眠分類(覚醒、軽度、深部、急速眼球運動(REM)睡眠)に対応し、ゴールドスタンダードPSGと79%の一致が確認されているという。
加えて、日本語対応の専用アプリに、達成したい目標や現在の睡眠状態、睡眠に影響を与えている生活事情、個人情報(生年月日・体重・身長・性別)を初期設定時に選択・登録することで、アプリのパーソナライズが可能。
リングに搭載されている高度なセンサーにより計測されたデータに基づき、目標の達成度や心身の疲労回復度合いなどを、アプリで確認することができる。また、継続使用することで、分析能力が向上。よりパーソナライズした健康状態の把握と改善に役立てられる。
さらに、各々の指標を基に、心身の疲労回復度合いを示す「コンディション」、毎日の睡眠の質を示すスコア「睡眠」、アクティビティと休息のバランスが取れているかを示すスコア「アクティビティ」の3つのスコアを毎日決定。日々の蓄積データに基づき、自身の目標や生活習慣に則した的確なアドバイスを受け取ることができるという。
同社によると、ŌURAのリテール展開はアジアで初めてだとしており、ソフトバンクショップ(直営店)および、SoftBank SELECTION オンラインショップでは、1年分の「Ouraメンバーシップ」(13カ月目以降は6.99ドルの月額料金が発生)がセットになった限定パックが提供される。
Ouraメンバーシップに加入することで、専用アプリのすべての機能が利用できるようになる。加入しない場合は、毎日の3つのスコア(コンディション・睡眠・アクティビティ)の表示と検索タブなどに限定されるという。
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