Twitterは、中国のゼロコロナ政策に対する抗議活動が発生した後に急増した、スパムツイートへの対応に追われている。
The Washington Post(WP)とTechCrunchは、何カ月間も活動がなかった中国語のTwitterアカウントが、中国の主要な都市名と、エスコートサービスやポルノ、ギャンブルなどの成人向けサービスへのリンクを含むツイートの投稿を始めたと報じた。これにより、Twitterユーザーが中国の都市を検索すると、検索結果はスパムだらけで、抗議活動に関するツイートは見つけにくい状態になっているという。Twitterがこの問題を扱うチームの規模を縮小したことが、その背景にある。WPによると、同社の従業員数は7500人から2000人にまで減ったとみられる。
研究者らはこうした中国語のスパムを注視している。スタンフォード大学のStanford Internet Observatoryでディレクターを務めるAlex Stamos氏は、チーム独自の分析に取り組んでいるとツイートしている。
Still working on our own analysis, but here is some good initial data that points to this being an intentional attack to throw up informational chaff and reduce external visibility into protests in China (Twitter being blocked for most PRC citizens):https://t.co/kPK7nMeCPu
— Alex Stamos (@alexstamos) November 28, 2022
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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