687億ドル(約9兆5000億円)もの大金をかけてゲームメーカーActivision Blizzardを買収しようとしているMicrosoftの前に、新たな規制上の障害が立ちはだかる可能性がある。Politicoの記事によると、米連邦取引委員会(FTC)は、この買収が反トラスト法に違反するとして提訴する公算が大きいという。
米国時間11月23日に公開されたその記事では、複数の匿名情報筋らの話として、FTCの委員らはまだ提訴の是非を採決していないとしている。しかし、買収について調査しているFTCの職員は、両社の主張を「懐疑的」に捉えているという。
FTCにコメントを求めたが直ちに回答は得られなかった。Microsoftの広報担当者は「規制当局の懸念に対応する準備はできている」とした。同社は以前、米国の内外でこの買収が承認されると信じていると述べていた。Activisionの広報担当者は、この買収を擁護し、「特に国外からのますます厳しい競争に直面する中で、ゲーマーと米国ゲーム業界に利点」をもたらすことになるとコメントした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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