シャープは11月11日、家電のサブスク・レンタルサービス「レンティオ」を提供するレンティオ、産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する雨風太陽と、新たなサブスクリプションサービスの実証実験を12月1日に開始すると発表した。先行して11月11日から11月25日(20時59分まで)までの期間、ポケットマルシェの専用サイトにて第1回の申し込みを受け付け中だ。
同サブスクリプションサービスでは、同社の水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」のレンタルに加え、ホットクックで調理できる厳選された食材やレシピ、料理教室を連携。継続的に健康調理が楽しめるサービスになる。
販売価格は、2800円/月(6カ月間固定、食材送料別)。そこで解約ができるほか、7か月目以降もホットクックのレンタルを継続したい場合は、6カ月目にポケットマルシェ内メッセージにて案内するレンティオのサイトURLから申し込む。
近年、家電製品などを購入する前に試用したいと考える希望者が増加。食材を入れるだけで手間なく調理できるホットクックも、多くの「レンティオ」ユーザーに利用されてきたという。
また、シャープと雨風太陽は、2021年7月より1年間、同社のウォーターオーブン「ヘルシオ」とポケットマルシェの産直食材、ヘルシオ専用のレシピ提供や料理教室イベントを組み合わせたモニター販売を実施した。シャープは、ヘルシオは多機能だが十分に使いこなせてもらえていないという課題があったという。それが、産直の食材と組み合わせることで使われ方が変化し、ユーザーも調理しやすく高い満足度が得られたという。
今回、これら2つのサービスを進化させ、ホットクックの機器レンタル(KN-HW24G、KN-HW16G)や期間中毎月配送される厳選した産直食材、食材に適したホットクック専用レシピの提案、オンラインヘルシオ教室(基礎クラス・全4回)の4点をセットにした新サブスクリプションサービスを開発した。
実証実験により、商品の理解の促進や、レンティオの継続率の変化などを確認していく方針だ。
今後は、第2回を2023年1月1日から、第3回を2023年2月1日から予定している。3社は、最新の調理家電と厳選された食材による感動的な食体験ならびに、日常生活にゆとりをもたらす調理体験の提供を通じて、豊かな食生活の創出を目指すとしている。
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