日本航空(JAL)は11月9日、航空機の移動を含めた経路検索、ならびに交通事業者と連携した予約、手配を行えるMaaSサービス「JAL MaaS」について、首都圏交通事業者との連携を拡充すると発表した。
JAL MaaSはこれまで、地域における交通課題を解決すべく、徳島県、山形県、青森県で空港から目的地までの路線バスなど、交通機関のデジタルチケットを提供していた。
今回販売を開始したのは、「京急羽得きっぷ&Tokyo Subway Ticket」「東京モノレール片道乗車券」の2種類。羽田空港からのアクセスをより便利にする第1弾商品としている。
前者は、羽田空港駅から泉岳寺駅間の「京急線往復乗車券」と、都営地下鉄と東京メトロ全線が乗り放題の「都営地下鉄・東京メトロ共通一日乗車券」をセットにした商品。価格は「京急羽得きっぷ&Tokyo Subway 24-hour Ticket」が1300円、「京急羽得きっぷ&Tokyo Subway 48-hour Ticket」が1700円、「京急羽得きっぷ&Tokyo Subway 72-hour Ticket」が2000円。いずれも大人運賃で、小児運賃は半額となる。それぞれ購入した場合よりもお得になるという。
後者は、浜松町駅から羽田空港第1、2、3ターミナル駅間の片道乗車券。価格は500円(子どもは250円)と通常利用時と変わらないが、大人運賃で購入する場合はJALマイルを20マイル付与するという。
いずれも、ウェブ上で購入したバウチャーを駅窓口で提示することで、乗車券と引き換えできる。
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