Elon Musk氏がTwitterの新しい最高経営責任者(CEO)に正式に就任したことが、米国時間10月31日に米証券取引委員会(SEC)に提出された書類で明らかになった。IT業界の大富豪である同氏はその数日前に、440億ドル(約6兆5000億円)での買収を完了して、同社を非公開化したばかりだ。
Musk氏が4月、一方的にTwitter買収を発表した際、同氏はTwitterの新しいCEOを既に選定していると、Reutersが匿名情報筋の話として報じていた。10月27日遅くに買収を完了する前に、Musk氏は自身のTwitterプロフィールを「Chief Twit」に変更していたが、CEOについては発表していなかった。
TeslaとSpaceXのCEOを兼務する同氏は30日になっても、「誰がCEOになるかは分からない」とツイートしていた。
My title is Chief Twit right there in the bio. No idea who the CEO is.
— Elon Musk (@elonmusk) October 30, 2022
SECに提出した自身の署名入りの書類の中で、Musk氏は自身が同社CEOに就任したことを明らかにした。正式にCEOに就任したことが明らかになるまでのこの数日間で、同氏は、前CEOのParag Agrawal氏を含む上級幹部らを解雇し、ホームページに変更を加え、誤った情報をツイートしてから削除し、Twitterの認証バッジを有料化する可能性を示唆するなど、次々と行動を起こしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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