Twitterは米国時間10月31日、共同創業者Jack Dorsey氏が同社株式の2.4%を保持していることを、米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかにした。Twitterは、27日に資産家のElon Musk氏によって総額440億ドル(約6兆5000億円)という条件で買収され、株式非公開企業となっている。
2011年にTwitterの最高経営者(CEO)を退任したDorsey氏は、2022年4月にMusk氏による買収について、同社を非公開企業にするための「正しい第一歩」だとして称賛していた。Dorsey氏はTwitterが「ウォール街と広告モデルに所有されてしまった」として、株式の非公開化を望んでいた。
Dorsey氏が株式を持ち越し、現金化しなかったことで、Musk氏の買収費用は10億ドル(約1500億円)以上減額されたとみられる。
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