オンライン広告で競合するFacebook(現Meta)と違法な契約を結んでいたとして、Googleが複数の州から提起されている反トラスト訴訟に進展があった。
テキサス州のKen Paxton司法長官を中心とする16の州と地域は2020年、Googleが2018年に、Facebookとの間で「Jedi Blue」というコード名の秘密契約を結んだとして、同社を提訴した。これは、Googleのオンライン広告オークションでFacebookが違法に有利になるようにするものだったとされている。Facebookは、この訴訟には含まれていない。
Googleは、これらの州が説明した行為は合法であると主張して、この訴訟の破棄を求めていた。ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所のP. Kevin Castel判事は米国時間9月13日、訴訟手続きを進めることを許可したうえで、契約が違法な取引制限だったとする主張は棄却するとし、両社が合意に至った経緯に「不可解な点や疑わしい点はない」と述べた。
Googleは、Castel判事の裁定について、Paxton司法長官の訴状の欠陥を指摘したものだと述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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