YouTubeで「広告をスキップ」ボタンを押せるようになるのを待つのは、ありふれた光景になった。しかし、YouTube上にある一部の教育系コンテンツでそれが変わろうとしている。
YouTubeは米国時間9月8日、学習者やクリエイター向けに3つの新ツールを発表した。
教育アプリ向けの埋め込み動画プレーヤー「YouTube Player for Education」では、広告や外部リンク、おすすめは表示されない。まずEdpuzzle、パデュー大学、パデュー大学グローバルなど、定評のある米国のEdTech(エドテック)組織と提携し、この機能を提供する。
また、2023年には資格要件を満たしたクリエイターが無料および有料の講座を開設できるようになり、「深く掘り下げた体系的学習」を視聴者に提供できるという。有料講座を選択した視聴者は広告なしで、バックグラウンドでも動画を再生できる。
3つ目はクイズ機能で、視聴者が知識をテストするのに役立つ短いクイズをクリエイターが作れるようにして、クリエイターと視聴者の交流を支援する。
講座機能はまず米国と韓国でベータ版が公開され、他の国にも拡大していく。クイズ機能は数カ月以内に導入され、2023年からはチャンネルに「コミュニティ」タブがあるすべてのクリエイターに提供される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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