「Zoom」のリアルタイム翻訳キャプション機能、有料ユーザーなら700円追加で利用可能に

 Zoom Video Communicationsは、ビデオ会議サービス「Zoom」の有料契約者向けに、自動翻訳アドオン機能「translated captions」の提供を開始した。同機能を使うための追加料金は、1ユーザーあたり月額5ドル(約693円)。

会議をリアルタイムに翻訳(出典:Zoom)
会議をリアルタイムに翻訳(出典:Zoom)

 translated captionsは、ビデオ会議の進行中に英語から他言語、もしくは他言語から英語の翻訳テキストをリアルタイムにキャプションとして表示する機能。2022年6月より、有料プラン「Zoom One Business Plus」「Zoom One Enterprise Plus」の付属サービスとして提供していたもの。今回の提供開始により、ほかの有料プランを契約しているユーザーでも、追加料金を支払うことで利用可能となった。

 翻訳可能な言語は、日本語(ベータ版)を含め、ウクライナ語、ロシア語、中国語(簡体字、ベータ版)、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語(ベータ版)、ポルトガル語、スペイン語、英語の12言語。

 今後、対応言語を2倍以上に増やしていく計画。さらに、対英語の翻訳だけでなく、フランス語からドイツ語への翻訳など、英語を介さない翻訳も可能にするという。

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