リアルタイムの交通・ナビゲーションアプリ「Waze」を手がけるWazeは、相乗りサービス「Waze Carpool」の提供を9月から停止する。同社が米国時間8月25日、米CNETに寄せたコメントで明らかにした。新型コロナウイルスのパンデミックで通勤のパターンが変わったり、通勤自体がなくなったりしたことから、Wazeは事業の軸足を移そうとしている。
Wazeはコメントの中で「Wazeは、コロナ禍以前は主に通勤に使われていたが、現在は、何かの用事や旅行のために使われる割合が通勤を上回っている」と述べている。米国人の車の走行距離はパンデミック前と比べて5〜15%増えているが、通勤で運転する距離は減少している。
Waze Carpoolが米国全土に拡大したのは2018年のことで、それから1年半も経たないうちに新型コロナウイルスによって在宅勤務が拡大し、通勤の機会が減少した。
Wazeは、Waze Carpoolの廃止により、「渋滞、安全、サステナビリティーやコストといったモビリティの諸問題に対処する都市の支援を強化し、現実世界に影響力を発揮する」ことができるようになると述べたが、具体的な内容については語らなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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