BloombergのAppleウォッチャーであるMark Gurman氏によると、同社が10月に開催するイベントで、新プロセッサー「M2」を搭載する「iPad Pro」に加え、「Mac mini」「Mac Pro」「MacBook Pro」(14/16インチ)のM2搭載版も発表する可能性があるという。
Gurman氏は、Appleが10月に少なくとも2つの新製品をリリースすると予想しており、その中にはM2プロセッサーを搭載して刷新されるiPad Proと、「A14」チップを搭載しUSB Type-Cポートを備えるエントリーレベルのiPadの改良版が含まれる可能性があるとしている。また、M2搭載のMac mini、Mac Pro、MacBook Proが登場する可能性もあるという。
9to5Macによると、Appleは、液晶画面を搭載した11インチiPad Proと、ミニLED技術を採用した12.9インチiPad Proをリリースするとみられる。また、両製品ともワイヤレス充電器「MagSafe」に対応するという。
ローエンドでは、2022年中にエントリーレベルのiPadの第10世代がリリースされるとみられる。このモデルは、LightningコネクタからUSB Type-Cポートに変更され、AppleのiPadの全ラインナップがUSB-C対応になるとされている。この切り替えは、6月に欧州連合(EU)が2024年秋までにすべてのデバイスメーカーにUSB Type-Cへの対応を義務付けることで合意したことを受けたものだ。
Appleは、中国の「ゼロコロナ」政策によるサプライチェーンの混乱を乗り越え、2022年の年末商戦へ備えるこの時期、難しい対応を迫られている。中国では、干ばつによる長江の水力発電不足や猛暑などから、深刻な電力不足に直面している。四川省などに自動車部品サプライヤーを抱えるTeslaは、生産を維持できるよう、サプライヤーへの優先的な電力供給を上海市当局に求めたという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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